心理学者のつぶやき 社内失業 記録的な就職難といわれるが,就職したからといって安泰とはかぎらないらしい。次の本を読んで,暗い気持ちになった。増田不三雄 (2010).社内失業-企業に捨てられた正社員双葉新書社内失業とは,正社員であっても職場でまともに仕事が与えられない人... 2011.03.07 心理学者のつぶやき
心理学者のつぶやき 単数用法のthey 英文校閲に出していた論文が戻ってきた。A group to which the person believes that they belong(自分が所属していると思う集団)主語(the person)は単数なのに,次に来る代名詞が th... 2011.03.04 心理学者のつぶやき
心理学者のつぶやき みんなちがつて、みんないい Gizmodoでこんな記事を読んだ。アスペルガーの人を専門に雇うハイテク系スタートアップアスペルガーや高機能自閉症の人は,集中力や細部の検出力が常人よりも優れている。だから,ソフトウェアをテストする仕事をやってもらおうという試みだ。人の弱み... 2011.03.02 心理学者のつぶやき
心理学者のつぶやき 心理学と企業 昨日紹介した本には,興味深い統計が載っている(p. 39)。菊地 俊郎 (2010). 院生・ポスドクのための研究人生サバイバルガイド 講談社ブルーバック米国における企業等研究者の専門別構成比(2003年度)において,心理学は何と 9% に... 2011.03.01 心理学者のつぶやき
心理学者のつぶやき 大学院生に望むこと 昨日に引き続き,ポスドクに関する本を紹介する。菊地 俊郎 (2010). 院生・ポスドクのための研究人生サバイバルガイド講談社ブルーバックこの本は,ポスドク問題を社会としてどう解決するかではなく,個人の問題としてどう対処するかに焦点を当てて... 2011.02.28 心理学者のつぶやき
心理学者のつぶやき 仕事としての研究 すっかり更新から遠ざかっていた。大学院生を指導することも,進学希望者の相談にのることもあるので,大学院のあり方については常々考えている。ポスドク問題といわれるが,博士号を取得しても常勤の職につける人は一握り,たとえ就職できたとしてもバラ色の... 2011.02.27 心理学者のつぶやき
心理学者のつぶやき プレゼンテーションとスライド 学会でも大学でも,プレゼンテーションのためのソフトウェア(パワーポイントやキーノート)を使った発表を聞くことが多い。感動するくらいに美しく,そして楽しいプレゼンに出会うこともある。2007年のHCI国際会議における金出武雄先生(カーネギーメ... 2010.10.15 心理学者のつぶやき
心理学者のつぶやき 博士号の意義 ギズモードで面白い記事を見つけた。学位って? 博士号って何?大学院に残って研究を続けたらどうなるのか? 博士になって何かいいことがあるのか?昨今のポスドクの雇用状況を見るとどうしても悲観的になってしまうが,結局,ここで図示されているように,... 2010.09.25 心理学者のつぶやき
心理学者のつぶやき 英文読み上げソフト 国際学会の準備で発表原稿を作っている。仕事柄,英語を読み書きすることは多いが,ほとんど目と手で処理しているので,発話の訓練ができていない。日本語のクセで平板に読んだり,アクセントの位置を間違って覚えていたりする。cognitive(コグニテ... 2010.08.27 心理学者のつぶやき
心理学者のつぶやき ラジオ体操 夏休みなので,子どもと一緒に毎日ラジオ体操に通っている。子どものころは,カードに出席スタンプをもらうために行っていたようなものだが,大人になって自発的に参加してみると,よく考えられた体操だなと感心する。ラジオ体操はいつどこで習ったのだろう。... 2010.08.26 心理学者のつぶやき