全般

心理学者のつぶやき

「ふつうの人」をどうするか

最近の大学教育の風潮として,リーダーの育成を掲げることが多い。リーディング大学院をはじめとして,少数の学生に多額の費用をかけて育てようとしている。 リーダーの育成を否定するわけではない。しかし,日本の大学生の数を考えたら,少数のリー...
心理学者のつぶやき

研究室と中小企業

大学の研究室運営は,中小(零細)企業の経営にたとえられることがある。 資金を獲得し,研究を行い,成果を発表し,次の研究につなげるというサイクルは,企業経営に似ているところがある。 小講座制(教授-助教授ー講師-助手という旧来の...
心理学者のつぶやき

これからの働き方

ビジネス書も,従来の自己啓発ブームに陰りが出て,脱力系が増えている。 佐藤 留美 (2012).なぜ、勉強しても出世できないのか? いま求められる「脱スキル」の仕事術ソフトバンク新書 成毛 眞 (2013).40歳を過ぎたら...
心理学者のつぶやき

知らなくてよいこと

世の中には知らなくてよいことがありそうだ。おそらく,それは人間の情報処理能力の限界と関係している。 「かわいいものをみると注意の範囲が狭くなる」という論文は,日本での反応から少し遅れて,海外でも取り上げられるようになった。 昨...
心理学者のつぶやき

ハレの日はおしまい

27日の朝に公開された「かわいいものを見ると注意の範囲が狭くなる」という論文について,とても多くの反響をいただいた。 25日午前10時のプレスリリース以降,いち早く取材にきてくださった新聞社やテレビ局の方々に心から感謝する。 ...
心理学者のつぶやき

「かわいい」の研究

ブログの更新を1年以上していなかった。 27日の朝,PLoS ONEというオンラインジャーナル誌に「かわいいものを見ると注意の範囲が狭くなる」という論文が公開された。2日前に大学からプレスリリースを出してもらったので,マスコミの反応...
心理学者のつぶやき

「責任量保存の法則」と選択理論

マーティン, R. (2003).「頑張りすぎる人」が会社をダメにする(The responsibility virus) 日本経済新聞社 を読んだ。 周囲と対話することが大切だと主張している点では,それほど目新しさを感じ...
心理学者のつぶやき

岡本太郎

生誕100年ということで岡本太郎が見直されている。 東京国立近代美術館でも,岡本太郎展が開催されている。 生誕100年 岡本太郎展 生前は「芸術は爆発だ」と叫ぶ風変わりな人というイメージしかなかった。 今回はじ...
心理学者のつぶやき

わかったつもりにならない

このたびの災害を経験し,何かを語ることに慎重になった。 何が語られるのを聞いても,本物だという感じがしない。言葉が現実に追いついていない。 そういうときは,ただ黙するのが正しいあり方のように思えてくる。 ****** ...
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社内失業

記録的な就職難といわれるが,就職したからといって安泰とはかぎらないらしい。 次の本を読んで,暗い気持ちになった。 増田不三雄 (2010).社内失業-企業に捨てられた正社員双葉新書 社内失業とは,正社員であっても職場...
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