心理学者のつぶやき

心理学者のつぶやき

わかったつもりにならない

このたびの災害を経験し,何かを語ることに慎重になった。 何が語られるのを聞いても,本物だという感じがしない。言葉が現実に追いついていない。 そういうときは,ただ黙するのが正しいあり方のように思えてくる。 ****** ...
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社内失業

記録的な就職難といわれるが,就職したからといって安泰とはかぎらないらしい。 次の本を読んで,暗い気持ちになった。 増田不三雄 (2010).社内失業-企業に捨てられた正社員双葉新書 社内失業とは,正社員であっても職場...
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単数用法のthey

英文校閲に出していた論文が戻ってきた。 A group to which the person believes that they belong(自分が所属していると思う集団) 主語(the person)は単数なのに,...
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みんなちがつて、みんないい

Gizmodoでこんな記事を読んだ。 アスペルガーの人を専門に雇うハイテク系スタートアップ アスペルガーや高機能自閉症の人は,集中力や細部の検出力が常人よりも優れている。だから,ソフトウェアをテストする仕事をやってもらおう...
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心理学と企業

昨日紹介した本には,興味深い統計が載っている(p. 39)。 菊地 俊郎 (2010). 院生・ポスドクのための研究人生サバイバルガイド 講談社ブルーバック 米国における企業等研究者の専門別構成比(2003年度)において,...
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大学院生に望むこと

昨日に引き続き,ポスドクに関する本を紹介する。 菊地 俊郎 (2010). 院生・ポスドクのための研究人生サバイバルガイド講談社ブルーバック この本は,ポスドク問題を社会としてどう解決するかではなく,個人の問題としてどう対...
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仕事としての研究

すっかり更新から遠ざかっていた。 大学院生を指導することも,進学希望者の相談にのることもあるので,大学院のあり方については常々考えている。 ポスドク問題といわれるが,博士号を取得しても常勤の職につける人は一握り,たとえ就職でき...
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モチベーション3.0

何よりも命名が上手なことに感心した。 よい名前をつけて,アナロジーがびしっと決まると,古いアイデアも新鮮に聞こえる。 ダニエル・ピンク (2010).モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか講談社 ...
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プレゼンテーションとスライド

学会でも大学でも,プレゼンテーションのためのソフトウェア(パワーポイントやキーノート)を使った発表を聞くことが多い。 感動するくらいに美しく,そして楽しいプレゼンに出会うこともある。 2007年のHCI国際会議における金出武雄...
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博士号の意義

ギズモードで面白い記事を見つけた。 学位って? 博士号って何? 大学院に残って研究を続けたらどうなるのか? 博士になって何かいいことがあるのか? 昨今のポスドクの雇用状況を見るとどうしても悲観的になってしまうが,結局...
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