リンク集
学会
- 国際心理生理学機構 International Organization of Psychophysiology (IOP)
※「機構」は学術用語,「機関」は法令用語のようです。
IOPは,1982年に設立された心理生理学者の専門家からなる国際組織-非政府機関(non-governmental organization: NGO)-です。
隔年で学術大会を開催するとともに,学会誌 International Journal of Psychophysiology を発行しています。
2011年2月に公式ホームページを更新しました。現在,会員(Member / Associate Member)を募集中です(詳しい説明)。年会費は正会員25ユーロ,学生会員15ユーロ,入会金は正会員10ユーロ,学生会員5ユーロです。日本生理心理学会の会員は,入会金が免除になります。会員は学会誌の電子版にアクセスできます。
IOP2004(第12回)は,ギリシャのテサロニケ近郊で開催されました(2004年9月18-23日)。
IOP2006(第13回)は,トルコのイスタンブールで開催されました(2006年8月28日-9月2日)。
IOP2008(第14回)は,ロシアのサンクトペテルブルグで開催されました(2008年9月8-13日)。
IOP2010(第15回)は,ハンガリーのブダペストで開催されました(2010年9月1-4日)。
IOP2012(第16回)はイタリアのピサ大学で開催されました(2012年9月13-17日)。
IOP2014(第17回)は広島の国際会議場で開催されました(2014年9月23-27日)。
IOP2016(第18回)はキューバのハバナで開催されました(2016年8月31日-9月4日)。
IOP2018(第19回)はイタリアのルッカで開催されました(2018年9月4-8日)。
IOP2020(第20回)は中国の成都で開催予定でしたが,1年延期になりました(2021年9月7-11日)。学会誌 International Journal of Psychophysiology は,インパクトファクタ が2.6くらいの中堅雑誌です(2019年版)。毎月刊行される(年12号)ので,Psychophysiology(年6号 [2011年から年12号に増刊])やBiological Psychology(年9号)に比べて in press の期間が短いのが利点です。”International”な雑誌を目指しているので,欧米以外の地域からの投稿に対して暖かい目でみてくれることが多いです。ぜひ投稿してください。
1983年に国連の経済社会理事会との協議資格(ロスター)を取得しており,心理生理学の分野における「国連に承認された唯一の国際組織」という位置づけでした(国連とNGOとの関係は,国際連合広報センター東京による説明を参照してください。NGOリスト[英語版]で,IOPは Roster A1のNo. 219にあります)。しかし,2009年,創立者・初代会長(Constantine A. Mangina) の死去に伴い,執行部が刷新され,規約が改正され,国連との関係はなくなりました。
なお,2011年2月から,学会名の省略形(IOP)からピリオドが正式に外れ,ロゴも変わりました。
- 心理生理学会 Society for Psychophysiological Research (SPR)
年会費は,正会員が100 USD,若手会員が75 USD,学生会員が25 USDです。学会誌 Psychophysiologyが配布されます。(現在は,資源節約の観点から電子版の購読が推奨されています)。
- 人間工学における心理生理学会 Psychophysiology in Ergonomics (PIE:パイ)
年会費は現在無料です。興味がある人はメールで入会申請できます。
- 国際臨床神経生理学会連合 International Federation of Clinical Neurophysiology (IFCN)
- 日本心理学会
- 日本生理心理学会
- 日本臨床神経生理学会
- 日本睡眠学会
- 日本認知心理学会
- 日本人間工学会
雑誌(出版社)
- Psychophysiology (Vol. 39 (2002) までは Cambridge University Press)
- International Journal of Psychophysiology (Science Direct)
- Biological Psychology (Science Direct)
- Clinical Neurophysiology (Science Direct)
- Brain Research (Science Direct)
- NeuroReport (Lippincott Williams & Wilkins)
- Journal of Cognitive Neuroscience (MIT Press)
- Journal of Psychophysiology (Hogrefe & Huber)
ヨーロッパ心理生理学会連合の学会誌で年4号発行されます。2008年から冊子が発行されない完全な電子ジャーナルになりました。
- Human Factors (Human Factors and Ergonomics Society)
- Perceptual and Motor Skills / Psychological Reports
- Nature (日本語サイト)
- Nature Neuroscience
- Nature Reviews Neuroscience
- Science
- 心理学評論
- Wired (2001~2016年まで個人的に興味があった記事を集めていました)
便利なコンピュータソフト
- グラフ作成ソフト(KyPlot) 詳細な描画設定ができる優れものです。ERP波形の印刷に最適。2011年12月末日に販売終了しましたが,現在は 6.0 が無償で公開されています。
- 画像ビューアー(IrfanView) 簡単な画像加工(切り抜きや形式変換など)ができるフリーウェア。
- スパムメール選別ソフト(POPFile) スパムメールを自動的に振り分け,隔離してくれるフリーウェア。どのメールソフトでも使える。
- Internet Explorer(IE)用マウスジェスチャープラグイン(HandyGestures) マウスジェスチャーによるIEのナビゲーションを常駐不要で実現できる。
- マンガ作成ソフト (コミPo! (コミポ)) 3Dキャラで組み立てるマンガ作成ツール
- マウス位置の記録(カーソル位置記録ソフト) マウス位置を時系列的に記録してくれる。生理研が作成。
ERP研究で使えるコンピュータソフト
- LORETA (Low-Resolution Brain Electromagnetic Tomography): 3次元電流密度解析ソフト (無償,単体で走る)。新バージョンsLORETAもダウンロードできる。
- BESA (Brain Electromagnetic Source Analysis): 時空間ダイポール解析ソフト(日本光電が販売)。
- SPM (Statistical Parametric Mapping):脳イメージングデータの統計解析ソフト (無償,要 MATLAB)。
- EEGLAB:ERP分析ソフト (無償,要 MATLAB)。独立成分分析 (independent component analysis: ICA) もできる。
- EDFbrowser:オープンソースの波形表示ソフト(無償)。European Data Format (EDF)用だが,日本光電のファイルも読める。
- Inquisit: 刺激提示ソフトウェア。柔軟性が高い。
- Psychophysics Toolbox:実験制御・刺激提示用ソフトウェア (無償,要 MATLAB)。
- MATLAB:科学・工学分野でのプログラム言語。
- G*Power:パワー分析用の統計ソフトウェア(無償,Mac用もある)。
- EEGLAB plugins ライプチヒ大学 Andreas Widmann氏が作成したプラグイン。FIRフィルタや complex demodulation など。
研究用脳波計のメーカー
- BrainProducts (Germany) + EASY-CAP (EASYCAP社, Germany) 日本総代理店 株式会社フィジオテック
- BIOSEMI (Netherlands) 日本総代理店 フクダニューロテック株式会社 ※日本では海外価格よりかなり高いですが,直接購入はできません。
- Compumedics/NeuroScan (USA)
- ミユキ技研 Polymate ※TEACとデジテックス研究所から移りました。
視線解析関係
- Eyetribe 100ドルで買えるアイトラッカー
- OGAMA(OpenGazeAndMouseAnalyzer)オープンソースの視線解析用刺激提示・解析ソフト
- Flashlight(Dr. Schulte-Mecklenbeck)オンラインのマウス追跡ソフト (論文)
プログラミングの勉強
- こどもパソコン IchigoJam 2000円で買えるBASICマシン。
英文校閲
- TEXTエディティングサービス:心理学者による,心理学者のための科学論文の英文校閲・翻訳を行うサービス(価格は高い)。
- Editage: 英文校閲サービス(価格は高い)。
- Enago: 英文校閲サービス(価格は高い)。
- PaperCheck: 英文校閲サービス(価格は安い)。
- EditMyEnglish: 英文校閲サービス(価格は安い)。
- Scribendi: 英文校閲サービス(価格は中程度)。
便利なサイト
- IATテスト ホームページ: 潜在連合テスト(IAT)を体験できるサイト
- PythonとPsychoPyの解説(愛媛大学十河宏行先生)
- 無料セルフアンケートASP Questant (クエスタント): マクロミル社のオンライン質問紙集計システム。無料で試せる。
- CiNii-Books: 全国の大学図書館等が所蔵する図書・雑誌の検索ができる。
- 雑誌のMEDLINE短縮形検索: National Center for Biotechnology Information(NCBI)によるサービス。
- PubMed(医学系文献データベース): MEDLINEを含む無料文献データベース。NCBIが提供している。
- Kent Web: アクセスカウンタ等のCGI(common gateway interface)スクリプト集。初心者に分かりやすい。
- 英辞郎: アルク社提供のWEB英和辞典。有料版 (英辞郎 on the web Pro)。
- Examplar: Springerが提供する単語の用例検索ができる英語論文執筆支援ツール。
- 洋古書の検索と通販 (Abebooks): 1万軒以上の古書屋が加盟し4000万冊を扱う最大のデータベース。
- Guidelines for Designing User Interface Software: Smith & Mosier (1986)のガイドライン。
- 科学分野専用検索エンジン『サイラス(Scirus)』:Elsevier社が提供する科学情報データベース(無料)。
- グーグルスカラー(Google Scholar):学術関連の論文や記事を検索でき,引用回数が分かる。
- J-GLOBAL:文部科学省と各分野の主要学会が編纂した『学術用語集』のオンライン版(心理学編は1986年刊)を含む。「科学技術用語」で検索する。
- 解剖学リンク集:慶應義塾大学医学部船戸和弥先生による。脳の図版が秀逸。
- Discovering Psychology:おなじみの心理学ビデオ教材のストリーミングによる配信。登録すれば無料で視聴できる。
- バリアフリープレゼンテーション:色盲の人にも理解しやすい色の使い方を説明している(国立遺伝学研究所のページ,岡部正隆先生・伊藤啓先生)。
- Computational Face Group (Dr. Marian Stewart Bartlett at UCSD): 自動化された表情筋分析ソフトの紹介